3月に入り、気候の穏やかな日も増えてまいりました。
これから6月にかけて、結婚式シーズンの到来です。
今回は結婚式におススメの訪問着コーディネートをご紹介します(^O^)/
ライトウエディングにおススメの訪問着コーディネート
淡いピンク色の訪問着に螺鈿の帯。
チャペルやレストランなどカジュアルな結婚式会場におススメのコーディネートです。
全体的に柄が抑え目な訪問着。
帯には螺鈿(らでん)が織り込まれていて格調高いコーディネートです。
螺鈿(らでん)とは貝殻を磨き、粉末状に砕いたものを和紙に貼り、糸状に裁断して帯に織り込んだもの。遠くから見るとキラッと光る箇所があり、パーティー会場やチャペルなどにも良く合うコーディネートです。
最近はウエディング会場もレストランやチャペルといった洋館で行われることも増えて参りました。
昔ながらの松竹梅といった古典柄より、照明ライトに映えるコーディネートのほうが会場の雰囲気に良く合います。
また、年下・目下の方の結婚式には少し控えめな装いがおススメ。
螺鈿の帯には金糸銀糸が織り込まれた唐織の帯とは違った華やかさがあります。
淡い着物と帯のコーディネートはどこかばんやりしがちなので、帯締めや帯揚げに濃い色目を入れて、メリハリを持たせましょう。
また、重ね衿を入れることで、より重厚感があるコーディネートになります。
着物と帯を控えめな色で合わせたので、同じトーンの別色を合わせるのポイントになっていいですね。
ピンク×淡グリーンは古典的あわせでもあり、着物の格をぐっとあげてくれます。
神社での神前結婚式におススメの重厚感ある訪問着コーデ
薄翠の訪問着に金糸が織り込まれた織の帯を合わせた重婚感ある訪問着コーデ。
帯は明るめのゴールドに朱赤の菱型でシックな着物とのバランスを取りました。
神社などの神前結婚式には少し重厚感のあるコーディネートがおススメです。
控えめなグリーンの地色に豪華衣装の舞妓・芸妓がお祝いに華を添える訪問着。
金糸銀糸や刺繍、金箔などが使われていない落ち着いた柄が結婚式の主役を引き立ててくれます。
シックで飽きの来ない訪問着です。
季節の草花が描かれているので、季節を問わず着られます。
草履バッグは白地にして、着物により映えるようにしました。
扇文様に赤・紺で色がはいった華やかなバッグ。
お祝いの席なので、格式高い草履バッグで礼を尽くしたいものです。
着物が落ち着いている分、衿元は少し華やかに。
淡いピンク色の重ね衿で華やかさをプラスしました。
季節によって色目を変えて楽しむのもいいですね。
訪問着のコーディネートいかがでしたか。
和福屋・和ろうどではコーディネートのご相談から当日のお手伝いまで行っております。
お着物のことでお悩みのことがありましたら、お気軽にお声掛けください。