春のお出かけコーディネート
きもの姿でいそいそと、みんなに褒められ、笑顔美人!
          山笑う春、おしゃれ心も芽吹いてきます。
          素敵なきもの姿で、みんなに褒められて女磨きをしませんか。
          和福屋&わろうどでは、品格のある色無地と江戸小紋をテーマに
          帯や小物で春色コーデをしてみました。
       
色無地
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- 藍色のラベンダー染の色無地に、菱型に笹模様が織り込まれた高級感のある唐織の帯を合わせました。シンプルテイストながらも拡張高く凛々しい着姿がポイント、お茶会や歌舞伎、発表会などにおすすめです。
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- スモーキーな大人ピンクのラベンダー染の色無地に、縁起の良い松と梅の模様が豪華に織られた西陣織の袋帯で華やかなおでかけスタイルです。帯の模様のピンクとイエローの小物を合わせ、華やかながら拡張高さを匂わせます。
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- グリーンのシックなラベンダー染の色無地に、格式ある正倉院文様の袋帯を合わせ、空色の帯締めを挿し色に、華やかさ際立つコーディネートです。入卒式や披露宴に…、セミフォーマルな席に、着る人の品格を漂わせます。
江戸小紋
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- 遠目には無地、近くでみると円を描く模様が波のように広がる伊勢型鮫小紋は、優しい品格があります。紗綾型や匹田柄がオシャレな葡萄唐草の九寸名古屋帯を合わせ、お芝居、落語鑑賞などはいかが?
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- 黒地のシックな鮫小紋に、落ち着いた地色に右側のみにインパクトのある唐草模様が印象的な帯をコーディネート。オレンジの帯締めやグリーンの帯揚げなど春色を挿し色に、ミュージアムや音楽会へ出かけましょうか!
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- ペールブルーの江戸小紋は江戸三役と言われる角通し柄。無地にはない奥行きの深いきものに、白地に藍の華やかな帯でコーディネート。小物も色数を抑えたモダンスタイルでホテルランチやディナーなどを楽しんで!
京都染織春紀行シリーズ①
           モダンなデザインと色、こだわりの染織…
           「きもの新世界」に心躍りました!
           
               最初に訪れたのは京都駅から車で10分くらいの位置にある㈱京都四条家。
               オリジナルブランド「衣扇 四条庵」は、従来のきものにはないモダンなデザインや色、素材と、きもの&帯の新世界を見せていただき、
               スタッフ一同、心がときめいてしまいました!
           
 
        
       
              十中糸で織られたきものや帯
              その美しさに心を奪われて…
          
               設立12年の㈱京都四条家は、30年以上きものに携わってきたプロデューサーが起こした会社で、きものや帯の素材、デザインや色にこだわり、着姿・着心地・ファッション性において、新しい風を吹かせています。
               最初にご紹介いただいたのが「十中・プレミアム糸シリーズ」です。
               「十中糸(となかいと)という極細の希少な生糸から織ったきもので、触ってみてください。軽くてしなやかな風合いと、絹艶がいいのが特徴です」とコーディネーターの山根奈央さん。限られた職人しか扱えない幻の絹糸で織られた色無地は、地紋の光沢が美しい模様としてエレガントな魅力を放っていました。
          
                次々と新感覚のきものや帯が登場!
                スタッフ全員目が釘付けに…
            
                山根さんが次に見せてくれたのが、可愛くてモダンなデザインの帯。
                イギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスの作品を帯にしたものなど、新感覚のデザインの帯が次々に登場し、スタッフ一同目を奪われ、身を乗り出して夢中で手に取りました。どれもこれも、しなやかな素材感と美しさ、思わず自身が着たくなってしまう魅力ある品々ばかりでした。
            
 
       手織りの帯の優しさ、美しさに感動…
創業111年の帯の老舗、京都「西陣まいづる」さんでは、手織りの機場を見学し、櫛織や螺鈿など、多彩な新作帯をご紹介いただきました。
 
                 
                手織りの現場で、糸の撚りかけを体験しました!
最初に案内されたのは手織帯の工房です。「今や帯づくりの9割以上がジャガード織ですが、西陣まいづるでは、手機のすくい織(櫛織)など人間の手でしか織れない帯づくりも大切にしています」と舞鶴氏。タテ糸をかける作業だけでも何日もかかってしまう作業ですが、手織りならではの優しい仕上がりを大事にされていました。
                        上品で拡張高い引箔帯など
                        美しい帯との出会い
                    
西陣まいづるさんの代表的な帯は、手機で織るすくい織、そして南洋貝の虹色に輝く部分を織り込んだ螺鈿です。温かみのあるすくい織、上品な輝きを見せる螺鈿の帯など、美しい手技に感動しました。
 
                ネオクラシカル!~伝統に今の風~
                    創業214年、歴史ある木野織物㈱「菱屋善兵衛」さんでは、蔵に残されたお宝のような貴重な資料を
                    ベースに、今風にアレンジした帯を創作。春風のような心踊る出会いがありました。
                
 
                
                        蔵の中のお宝を復刻した「蔵」シリーズ
                        アールヌーボーの織柄の「凛」シリーズ
                    
                        「私どもの蔵から古い端切れや版画などの貴重な資料がたくさん出てきました。それを復刻するとともに、現代センスを加えながらモノづくりをしています」とは八代目の木野氏。
                        菱屋善兵衛さんの帯は伝統的でありながらも現代センスが光る、ネオクラシックな色柄が人気。まるで染のような模様を織りで繊細に表現しています。しかも素材にこだわり、軽くて結びやすさにも定評があります。
                    
                        スーパー小紋・結城紬の
                        タテ糸ボカシと新シリーズに注目!
                    
                        千地泰弘先生と言えば、紅白歌合戦で美川憲一さんや小林幸子さんの衣裳制作、イタリアオペラ「蝶々婦人」の舞台衣裳の制作、各国の国旗をデザインしたきもの制作など、世界を舞台に活躍されています。
                        今回はいつも自由な発想で多彩な創作をされる千地先生の新作シリーズを拝見しました。
                    
 
                 
                
                        一つの枠にとらわれず、
                        常に千地ワールドを更新!
                    
                        京都市北区紫野にある町家づくりの工房にお邪魔しました。白のパンツとセーターの颯爽とした姿で先生の作品をご紹介いただきました。
                        「ここに飾っている訪問着は京都金閣寺の春夏秋冬シリーズです。きものをキャンパスと捉え、一枚の風景画として描きました」と冬の金閣寺を描いた訪問着も見せてくださいました。まるで金閣寺を前に冬景色を見ているような臨場感あふれる作品です。そうかと思えば、幾何学模様をベースにしたモダンなシリーズもあり、千地先生の多彩な創作力に驚きます。
                        千地先生は若いころ、仏画家のお父様と一緒にロスの西本願寺にお釈迦様の壁画を3年かけて描いた経歴を持ち、帰国後は友禅の勉強をされ、グローバルな視点から日本のきもののすばらしさを発信。一つの枠にとらわれない自由な発想力で、きもの創作に常に新たな挑戦を続けています。
                    
                        ワンランク上のスーパー小紋
                        タテ糸ボカシの結城紬の新作が素敵!
                    
「今回、新しく『スーパー小紋』を創作しました。カジュアルな小紋ではありますが、今回のシリーズは合わせる帯によって、ワンランク上の場所にも楽しめる格調高い小紋です。そしてもう一つ、ご紹介したいのがタテ糸ボカシの結城紬です」と千地先生。結城紬は通常はヨコ糸でボカシを入れるのですが、手間暇をかけてタテ糸でボカシを入れることで、すっきりと着姿が楽しめるのではないかと今から楽しみです。
 
                
                        入気織元のハイセンスな御召は
                        何枚でも欲しくなってくる?!
                    
                        シンプルモダンで着心地がよいと脚光を浴びている西陣御召。
                        なかでも京都「舎人座」の御召は洗練されセンスが良いと大評判です。
                        絹糸の織技法で表情豊かな御召との素敵な出会いがたくさんありました。
                    
 
                 
                
                        最高級の絹織物「御召」は
                        セミフォーマルにも活躍!
                    
                        徳川将軍が好んでお召しになったことから「御召」と名付けられました。シンプルモダンなデザインや着心地の良さから、最近、男女を問わず脚光を浴びているきものです。
                        「御召は糸に撚りをかけることで、例えば座ったままで膝が出そうになっても元に戻る性質があります」と㈱堀幸さん。
                        タテ糸とヨコ糸に撚りをかけて織ることで特有のシボが出て、シワになりにくく、しかも絹ならではの光沢もあり着姿もキレイです。合わせる帯によってカジュアルはもちろん、パーティーや披露宴などセミフォーマルな場所にも活躍します。
                    
                        洗練されたデザイン
                        コーディネートが楽しいきもの
                    
                        ジャガード織が導入されてから生産が活発になった二重織の風通御召(ふうつうおめし)は、模様の部分が表と裏で逆の糸が出るのが特徴です。
                        「タテ糸を8000本使っているため、触っていただくとしなやかさを感じます。表と裏のどちらの柄に仕立てても大丈夫ですし、シワにもなりません」
                        染のきものに比べ、鮮やかな発色こそありませんが、絹糸の織り方で豊かな織の表情を見せてくれる舎人座の御召。洗練された色とデザインは、帯や小物のコーディネートが多彩に楽しめ、着る人のセンスを漂わせます。
                    
 
                
![お問い合わせは[053-411-6954] 053-411-6954](/images/common/h_tel.png)













 
         











 
            
 
            



 
            
 
             

 
 


 




