皆様こんにちは!
今回のきもの豆知識は黒留袖についてです。
黒留袖というと、
「名前は聞くけど誰が着るのか、どんな時に着るのかは知らない」
というお声も聞きますし、慌てて探しに来られる方も大勢いらっしゃいます。
黒留袖は結婚式等、大事なお祝い事の席で着るお着物です。
お相手もあることですし、結婚前のお子様の居る方は知っておいて損はありません。
結婚式前に慌ててしまうことのないように、ぜひご参考にしてください。
①見た目
黒留袖という名の通り、地色が黒の留袖のことを黒留袖と呼びます。
生地には地模様のない縮緬が使われます。
柄を入れるのは裾のみです。
コーディネートにも色は入れず、白と金のみです。
重ね衿の様に見える衿の白い部分は比翼と言います。
着物に元々ついています。
五つ紋を入れます。
前は両胸で2つ。
後ろは背と袖で3つです。
帯には末広と呼ばれる扇子を差します。
②着るシーン・立場
既婚女性の第一礼装です。
結婚式や披露宴で親族の既婚女性が着ます。
親族の既婚女性と言っても、最近では子の結婚式で母親が着ることが主です。
和福屋・和ろうどでは黒留袖のセットでのご購入・レンタルも取り扱っております。
レンタル8点セット(黒留袖、長襦袢、袋帯、帯締め、帯揚、末広、草履、バッグ)が3万円からご用意しております。
ご購入5点セット(黒留袖、長襦袢、袋帯、帯締め、帯揚、末広)が19.8万円からご用意しております。
小物のみでの取り扱いもございますのでお気軽にご相談くださいませ。
留袖には黒留袖の他に色留袖というお着物もあります。
次回は色留袖についてご紹介します。
ぜひそちらもご覧になって黒留袖と色留袖の違いもご参考にしてください。