成人式も近くなり、お着物、草履バッグなど準備されている方も多いと思います。
お母様のお着物を着て、草履を履かれるという方も多いのではないでしょうか。
そんな皆様に、草履をはく前にぜひ確認していただきたいこと・履いた後のメンテナンス方法をまとめました(^O^)/
お手元のお草履をぜひ確認してみてください!!
草履を履く前に確認すること♪
草履の裏は、お出掛けの命。
草履を買われてから数年経っていると、裏側の先端部分が減っていたり、めくれている場合があります。
特にお姉様、お母様のお草履を履かれる方は一度履いて裏がめくれてしまったり破損していないか確認しましょう。
①裏がきれいな状態
②裏がめくれてしまあている状態
②のような「
裏がめくれている状態」で履くと、歩いている最中にころんだり、躓いてしまう恐れがあります。
成人式当日は慣れない履物で一日を過ごします。着崩れをしないように歩くため、普段とは違い力が入ってしまうもの。
草履にも負担がかかります。
そんな時、草履の裏がめくれてしまっては
大変危険です。
片方のお草履が羽損してしまった場合、高さも変わり歩きにくくなってしまいます。
また、裏がめくれてしまった状態で歩くと、厚さもなくなり足への負担も大きくなります。
さらに、あまり履いたことがない草履でも年数がたっていると、湿気でめくれている場合があります。
「数回しか使っていないので、大丈夫。」と安心せず、履く前にぜひ確認してください。
鼻緒の裏を触ったときに、ベタベタくっつくような感触がある場合は、合成皮革が劣化しています。
合成皮革は時間と共に使用頻度にかかわらず劣化していってしまいます。
このような状態になった場合は修理は困難です。
そのまま履いていると、足袋が汚れたり、鼻緒が足袋にくっつき歩きにくくなります。
その場合は、新たなお草履を用意した方が良いです。
③バッグの開閉・持ち手の確認
バッグの金具が破損していて、開閉ができなくなってしまう場合もあります。
また、持ち手の部分が破損していて、持ち上げると壊れてしまうこともあります。
当日慌ててしまう前に、開閉・持ち手の確認をすることをお勧めします。
次は草履のメンテナンスについてご紹介します(^^♪
草履を脱いだら、まず陰干しをしてください。
新聞紙の上に載せて干すと、湿気も取れてよく乾燥させることができます。
しまう前の乾燥作業はカビ・劣化の原因を防ぐ為、大切です。
玄関でよく乾燥させましょう。
よく乾燥させたら、柔らかい布で汚れをふき取ってください。
草履の裏も布などで拭いておくと、きれいに保管できます。
保管する際には湿気対策が重要です。
箱に入れてしまう場合は箱に穴をあけておくと、空気がこもらず湿気を防ぐことができます。
また、草履やバッグはビニールの袋から出してしまった方が、湿気がこもりません。
ビニール袋に入れたままだと湿気がこもってしまい、カビなどの原因になってしまいます。
長期間保管する際には、ビニール袋から出して箱に入れましょう。
バッグについている不織布はそのまま入れて保管しても問題ありません。
傷を避けるためにも不織布に入れた方がよいでしょう。
草履のメンテナンス・お手入れ編 いかがでしたか?
少し手をかけるだけで、草履も長持ちします。
草履を保管される場合には、ぜひやってみてください(^O^)/
【お問い合わせ】
ご来店予約やお問い合わせは、下記にお電話ください。
浜松店 和福屋
053-411-6954
URL:http://www.0298.jp/shop/index_h.php
(営業時間 10:00~18:30)