着物にはガード加工がおすすめ！！【お手入れ・浜松】

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着物にはガード加工がおすすめ！！【お手入れ・浜松】

2021.12.06

[きものの知識]

こんにちは！浜松市東区上西町にあります着物専門店『和福屋』です！

今回の豆知識は『ガード加工』についてです。
着用時汚れや水が心配になっていませんか？
また、お手入れ代がネックで着た後そのままにしている方も少なくないかと思います。

そんなお困りの方におすすめなのがこの『ガード加工』です！
なぜおすすめなのか、その理由を３つご紹介致します。

①撥水効果がある
ガード加工は着物に透明のヴェールがかかっているイメージです。
このヴェールにより着物を水から守ります。
実際に、ガード加工のかかった正絹の着物に水をかけた写真がこちらです。

着物の生地の上で水がコロコロと弾いているのがお分かりでしょうか。
多くの着物に使われている絹糸は吸水性に優れています。
そのため、本来であれば水は浸透し生地を縮める原因となります。
ガード加工をかけていれば写真のように防水効果が働き水による縮みを防ぎます。
着物の風合いや通気性を損なうことはありません。
雨によるシミも付きにくくなるので安心して着物を着ることができますよ。
（土砂降りの雨の中、傘を差さずいられるというわけではないのでご注意くださいね）

②防汚効果がある
繊維は汚れが付着するとシミができますよね。
シミはお手入れをせずに放置しておくと黄変（おうへん）になります。

写真の〇で囲まれた部分が黄変です。ただのシミではなく繊維が変色してしまっています。
シミや黄変は丸洗いだけでは取れず特殊なお手入れが必要です。
特に黄変の場合、生地を一度漂白し、脱色した部分にまた色掛けをするため時間もお値段もかかります。
ガード加工がかかった着物であれば、繊維がコーティングされているおかげで汚れが付きにくくなります。
シミや黄変を予防し、綺麗な状態を保つことができるのです。

③10年間無料でアフターケア
さらに嬉しいのは10年間保証付きだということ！
和福屋でガード加工をかけた着物は、10年間何度でも無料でお手入れできます！
衿元のファンデーション汚れや、袖口・裾の汚れ、油性汚れ、汗などを落とします。
仕上げにプレス加工が施されるのでしわもなく次に着るときも安心です。
（※色ヤケや黄変など無料アフターケア外の汚れもあります。その場合別途料金が発生致します。）

〇どんな着物にかけるのか
普段着の着物だけでなく、頻繁ではないけれど今後何度か出番（お宮参り・七五三・入卒式・結婚式など）がある着物（訪問着・附下・色無地など）にかけるのもおすすめしています。

逆を言えば、仕立ててから着るまでに時間が空きやすい留袖・黒紋付などはあまりおすすめしていません。お嫁入の際に仕立ててもらった黒留袖を親御様の立場で着られるようになってからガード加工をかけたというお客様がいらっしゃいました。タイミングを見計らうのもいいですね。

さらに、ガード加工は当店品・他店品問わずかけていただくことができます。
これまでご紹介したように着物の管理がとても楽になるので、当店でお求めいただいたお着物にはかけていただくように初めにお話ししています。
お持ちの着物もご持参いただければかけることができます。ただし新品以外ですと、シミやほこりなどの汚れが着物に付着している場合があります。その場合は一度丸洗いやシミ抜きなどを行い綺麗な状態にしてからガード加工をかけさせていただいておりますのでご了承くださいませ。

※丸洗いをする場合はメンバーズカードへご加入いただくと大変お得になります！
年会費1,000円で、着物の丸洗いのお値段が年間3点半額になります。（振袖・振袖用長襦袢は対象外）

〇ガード加工の金額

黒留袖・色留袖（比翼付）	￥16,500
小紋・紬・色無地	￥15,400
訪問着	￥15,400
長襦袢	￥13,200
振袖	￥17,600
振袖用長襦袢	￥14,300
袋帯	￥11,000
名古屋帯	￥ 9,900
コート・羽織	￥15,400　　(全て税込み)