みなさん、こんにちは(#^.^#)
浜松東区・宮竹にある着物専門店「和福屋」です。
先日から黒留袖、色留袖についてご紹介してまいりました。
今回はその第3弾。
留袖に使う小物とコーディネートをご紹介いたします。
黒留袖用の帯揚げ・帯締め・末広
帯締め、帯揚げは白地のものを使います。
白地にシルバーやゴールドで柄が入ったものがお勧めです。
帯締めは丸ぐけのタイプ、平織のタイプどちらでも構いません。
一般的には丸ぐけの方が格が高いといわれています。
末広とは冠婚葬祭用の扇子です。
扇は広げると裾に向かって広がっていることから、「末広(寿恵広)」とも呼ばれるようになりました。
黒留袖に合わせる礼装用の末広は、黒塗りの親骨に金銀の紙が貼られているものが一般的です。
黒留袖以外でも訪問着などに末広を挿すことで、お祝いの意を表すことができます。
黒留袖の一般的なコーディネート
帯は金糸銀糸の織り込まれた格のある袋帯。
帯揚げ、帯締めは白地のものを合わせます。
末広は広がる方を上にして、自分の左側(上前側)に帯と帯揚げの間に差し込みます。
高さは帯揚げの高さと合うよう帯に挿します。
この時、金色の方が手前に見えるようにします。
余り帯から出すぎると、品がなくなるので注意しましょう。
帯締めは上前側自分から見て左側に柄が来るように締めると良いです。
余り高すぎない位置で帯は締めると、上品な着こなしになります。
NGコーディネート
留袖には礼装用の帯揚げ、帯締めでも色のついたものは使いません!!
帯留もカジュアルになってしまうので、避けましょう。
最近ではパールのついた帯留ならつけてもい良いとする式場もあります。
基本的に帯留はカジュアル着物の小物なので、つけない方が格も高くなります。
草履バッグも礼装用の金糸・銀糸が使われたものがお勧めです。
帯や着物の柄にゴールドが使われていれば金系の草履バッグ、シルバーが多く使われていれば銀系の草履バッグを合わせると、トータルされたコーディネートになります。
和福屋・和ろうどでは黒留袖のレンタルも行っております(^O^)/
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