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浜松・七五三のきものの準備は大丈夫?


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浜松・七五三のきものの準備は大丈夫?


浜松・七五三のきものの準備は大丈夫?

装飾ライン

2025.09.21

[きものの知識]


静岡県・浜松市中央区にありますきもの専門店「和福屋」です。

「大事な七五三のお祝いで失敗したくない」

「きものはあるから、きっと大丈夫だよね」という方にぜひ今一度確認いただきたい今回のきもの豆知識!

「浜松・七五三のきものの準備は大丈夫?」では、七五三前の大事なチェックポイントをまとめました。

 

昔は「数え年」で七五三を行うのが正式でしたが、今では「満年齢」が一般的に使われており、いずれで行っても構わないとされています。

生後1か月ほど・・・男女どちらも、お宮参り

3歳・・・男女どちらも(※男の子は地域による)

5歳・・・男の子

7歳・・・女の子

 

七五三のお祝い着は、かつて自分が子供の頃に着たきものだったり、お宮参りの時の掛け着を仕立て替えたり、あるいは新品を揃えてもらったりと様々ですが、大事なチェックポイントは以下の4つです。

 

①元は何歳の子用のお祝い着

②寸法(サイズ)は合っている?

③保管状態は大丈夫?

④必要なものは揃っているか?

 

普段着なれないきものを着ることはお子さんにとって嬉しい反面、大変でもあります。

少しでも楽にストレスなく過ごせるように「きちんとその子に合ったお祝着」を用意することが大切です。

加工には2〜3ヶ月ほどかかるので、前撮りなどの予定日から逆算して早めに準備をしましょう。

 

①元は何歳の子用のお祝い着?

 

男児祝着の画像

 

◇掛け着を七五三用にしたい場合

お宮参りで使われる掛け着を用意する際に、店員さんから「七五三のお祝い着としても着られますよ」と言われることが多いようです。

しかし掛け着をそのまま使えるわけではなく、必ず仕立て直しが必要になります。

掛け着と長襦袢の両方を加工し直して、よりきものの形に近づけます。

和福屋でも近年、この仕立て直しの加工依頼が多くなっています。

 

◎男の子の場合の注意点!

男の子の掛け着は熨斗目模様や鷹・龍といった立派な柄の書かれたものがほとんどです。

こちらを祝着として仕立て替えると「羽織」ではなく中に着る「きもの」になります。

もし羽織を改めて用意し上に羽織る場合、きものの柄は隠れますのでご注意ください。

なお、男の子の正装として羽織がなければいけないという決まりはないので、きものに袴姿で問題はありませんのでご安心ください。

 

◯用意するもの

掛け着or祝い着、長襦袢、袴、羽織(なくても良い)

 

◎女の子の場合の注意点!

3歳は被布を着るか帯を結ぶか選ぶことが出来ます。

被布であれば被布で「あげ」をした場所が隠れますが、帯を結ぶ場合はお歯処理の位置や柄を考慮して「あげ」の位置を調整する必要があります。

被布か帯かどちらにするのかを決めておくとその後の段取りがスムーズに進みます。

 

 

◇七五三のお祝着ではあるけれど、着た年齢(対象年齢)が違う場合

特に女の子の場合、3歳と7歳では身長にかなりの差があります。

3歳用→7歳用の場合、身長や腕の長さと「あげ」が出来る分の生地の余裕があれば可能です。

7歳用→3歳用の場合、差が大きすぎる時は「二度上げ」をして合わせますが、寸法や柄行によっては、難しい場合もあります。

 

◯用意するもの

掛け着or祝着、長襦袢、帯or被布

 

②寸法(サイズ)は合っている?

 

掛け着から祝着にしたもの、背中心(首の後ろ)で縫われていないもの(一ツ身)は、基本的に3歳まで着られます。

小柄な5歳の子なら着られる場合もあります。

祝着あげの画像

 

すでに何度か出ている「あげ」ですが、お子さんのお祝着には必ず「あげ」をします。

「このあげが取れるくらいにもっと大きくなってね」という意味を込めて作る子供のきものの象徴です。

きものの寸法が大きいからするわけでなく、むしろわざと大きめに作って「あげ」で調整します。

 

◇同じ年齢くらいの時に自分が着ていた場合

上記①にあげてものほど大きな直しは必要ないかと思いますが、お子さんの寸法に合わせて「あげ」をする必要があります。

 

◇同じ背格好の子から借りる場合

「きちんとその子にあったお祝着」を着用することがお子さんにとっても、またその日を良い日にするためにも一番大切なことです。

小さくて窮屈なのも、長くて危ないのもどちらもお子さんにとっては大変なことです。

事前に袖を通してみて、早くきものを着て出かけたい!と楽しみになるように準備を整えてあげましょう。

 

③保管状態は大丈夫?
 

七五三の画像

七五三では、お宮参りに行ってそのままお食事をされることも多いでしょう。

最後に着た時にお手入れはだしていても、時が経つにつれ黄変やシミが浮かび上がっていたり、あるいは湿気でカビが生えていたりするかもしれません。

 

シミ抜きをしても取れないような頑固な汚れもたまにありますが、そのような場合は「工芸修正」をしてシミが目立たないように新たな柄で隠すなどの加工を行います。

 

きものの雰囲気を壊さず綺麗にすることが出来るので、シミがあっても諦めずにまずはご相談ください。

初めてのお子さんの行事で慣れないきものとなると戸惑うことも多いかもしれませんが、撮影やお出かけの2ヶ月ほど前にはきものの準備に取り掛かると良いでしょう。
分からないことや心配なことがあれば、まずは和福屋にご相談ください!

和福屋公式ラインにて、ラインでの相談も受け付けております。
※店舗休業日は返信できない場合もございます、ご了承ください。
 

和福屋の画像


◇きもの専門店「和福屋」とは?
静岡県・浜松市で創業50年のきもの専門店です。
仕立て直しやお手入れ、コーディネート相談など”きもの”に関わることを日々取り扱いしております。
掛け着のお直しから成人式の振袖まで地域に根差した商いをずっとしてきました。
きもののことで何かお困りごとがございましたら、いつでもご相談ください!

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