浜松・静岡で振袖や着物選びは和福屋・和ろうどへ

お問い合わせ 店舗案内

054-251-7111053-411-6954

和み通信web | きものを着る知る遊ぶ『和福屋』と『和ろうど』からのワクワク通信
『和福屋』『和ろうど』では定期的にスタッフのきものの知識を深めるため研修取材を行っています。その取材レポートとコーディネートや、きものにまつまる情報をまとめたオリジナル情報誌『和み通信』の一部をホームページでもご紹介します。

和み通信バックナンバー

和み通信バックナンバー

秋から冬のきものスタイル

年末年始のイベントは華やぎのきものスタイルで!

いつのまにか秋も深まり、年末のカウントダウンに入りました。
一年のクライマックスイベントに華やぎを添えるきものスタイルをご紹介します。

オフホワイトでエレガントに!
華やかな辻が花模様の訪問着に、オフホワイトの帯で上品にコーディネート。
優しい水色の帯揚げとゴールドの帯締めがモダンなアクセントになりました。
パープルの小物で華やかコーデ!
シックな墨色に吉祥文様の笹柄のきものに、光沢のある艶やかな正倉院文様の袋帯が華やか。
パープル系の華やかな帯揚げと帯締めが大人の挿し色になりました。
大人華やかパーティースタイル
ピンク地に斜めに流れる花模様が可愛らしい小紋に雪の結晶をイメージさせる博多帯を合わせました。
赤と紫の小物が大人華やか!
ロマンティックな可憐コーデ
エレガントパープルの花模様の飛び柄小紋に、パステルカラーの花模様の帯が可憐。
甘めカラーの小物にロマンティックスタイル。
シックな赤の小物でシブカワコーデ
シンプルなグレーの紬に黒地で華やかな博多帯を合わせました。
シックな赤の小物を合わせたシブカワコーデがカッコイイ!
スタイリッシュな大人のクリスマス
ストライプ調のグリーンのお召に、黒の博多帯と赤の緑の小物でクリスマスコーデ。
さりげないパーティーコーデがスタイリッシュ!

特集 金沢&京都 『美と感動のきもの紀行』

和福屋&和ろうど一行は、加賀友禅と京友禅の産地へ研修に行ってきました。
作家さん、職人さんの巧みな手技や熱い心で創作される、現代センスに満ちた美しいきものや帯に、一同感動してきました!

金沢編 加賀友禅の工房へ

美しい「加賀友禅」の創作現場の熱い思いに感動しました!

菊田宏幸先生の工房でドキドキの彩色体験!

加賀友禅は国指定伝統的工芸品で、加賀五彩(藍・臙脂・黄土・草・古代紫)と、写実的な草花模様など絵画調の柄が特徴で、格調高いきものです。伝統を守りつつも優しく現代モードの加賀友禅を創作される菊田宏幸先生の工房に伺いました。

菊田宏幸先生の工房
美しい彩色

「最初に着る人をイメージします」と菊田先生。どんな人が着るのかイメージが決まったら図案を描き、図案ができたら白生地に青花(露草が原料の藍色の液)で下絵を描きます。そして彩色で染料がにじまないよう、もち米の粉を蒸した糊で下絵の線に沿い糊置きをし、美しい彩色が始まります。

菊田宏幸さんプロフィール

菊田宏幸さん

昭和47年11月21日生まれ。
平成6年前川哲氏に師事し13年に加賀友禅作家として独立。
落款登録を受ける。
14年第1回加賀友禅染織研究会展入選以来、数々の賞を受賞。
20年に伝統工芸士に認定。20年第34回加賀友禅新作協議会。
石川県伝統産業振興協議会会長賞受賞

菊田先生のアドバイスで彩色にチャレンジ!

彩色にチャレンジ

彩色体験は思った以上に技術が必要!
彩色は下から当てる熱加減が難しく、距離を離しすぎると色と色が混じり、近すぎると乾きすぎてグラデーションが上手く出ません。熱の当て加減と図案からはみ出ないように塗るのはすごい技術でした!

カネヒサさんで美しい加賀友禅を見つけてきました!

加賀友禅のメーカーさん、カネヒサさんを訪問。
菊田先生の作品を始め、素敵な加賀友禅にたくさん出会いました。
また、日頃からの加賀友禅の販売で貢献度が高いとカネヒサの社長様から表彰状をいただきました。

カネヒサさん
加賀友禅
滅多に見られない素敵な加賀友禅を見せていただきました
長襦袢
可憐な柄の長襦袢も素敵です
帯留めやバッグ
加賀をモチーフにした帯留めやバッグや草履もエレガント!

私たちのおすすめコーディネートをご紹介します!

斉藤浩代コーディネート
斉藤浩代チーフ
ピュアな色目のはんなりと優しいコーディネート
小林摩美コーディネート
小林摩美
格調高くエレガントなスタイリングがおすすめ!

加賀友禅ができるまでのダイジェスト

原寸大の図案
原寸大の図案を描きます。
白生地を仮仕立て
図案が決まったら白生地を仮仕立てし、青花で下絵を描きます
糊置きをします
彩色で染料が滲まないよう、もち米の粉を蒸した糊を下絵の線に沿って糊置きをします
彩色していきます
加賀五彩(臙脂、黄土、古代紫、草、藍)を基調に彩色していきます
模様の上に糊をかぶせ
彩色された模様の上に糊をかぶせ、地染めをする際に模様に色が入り込まないようにします
地色を染めていきます
地色を染めていきます。単純に見えますが同じ調子でムラなく染めるのは熟練の技が必要
蒸気のある100度くらいの部屋
模様を付けた後、地染めをした後は蒸し箱に入れ蒸気のある100度くらいの部屋で蒸し染色を定着させます。
染料を洗い出します
中埋めの糊や余分な染料を洗い出します。白山の伏流水にしばらく浸けた後、水洗いをします

京都編 鮮やかな紅型と京の美意識が融合

栗山工房「和染紅型」手技の魅力

独特の世界観で愛される「和染紅型」の技法を生み出した栗山工房さん。
沖縄の伝統的な型染め「琉球紅型(びんがた)」と京都を代表する染物「京友禅」を融合させ、生み出した「和染紅型」の魅力に迫りました。

全てが手作業確かな質と奥深さが生まれる

9月14日、1952年に設立された和染紅型の栗山工房さんを訪れました。
初代栗山吉三郎が生み出した和染紅型は、仕上がるまでの工程全てが手仕事。
また全ての作業を工房内で一貫して行うことで、確かな品質を保てるといいます。
工程見学では柄と配色を決める型彫りから、染色した部分に地色が写らないようにする糊伏せなど、職人技に驚きの連続。
和染紅型の魅力を教えていただき、制作工程の一部体験もさせていただくことができました。

和染紅型の栗山工房さん

美しさと品質を守り続ける栗山工房の製作工程

栗山工房

琉球紅型と和染紅型の一番の違いは染色に何を使うか。
琉球紅型は顔料を使いますが、和染紅型が使うのは染料。
粒子が大きく水に溶けにくい顔料を生地の上に色が乗るため、鮮やかな発色が魅力です。

一方、草木の汁液などを用いる染料は繊維の中に浸透するため、色の耐久性もあり、顔料よりも瑞々しく柔らかい発色があります。
独特の味わいとあたたかみのある和染紅型、その製作工程の一つひとつを見せていただきました。

1.芸術品をつくるように…図案作成と型彫り

和染紅型の栗山工房の図案と形彫
自然の素材や古典柄まで、様々なものをモチーフに実物大の図案を起こした後、
型紙に移した図案に沿って彫刻刀で彫り、柄と配色を決める型を作ります。

2.色合い、風合いの決め手に…糊置き・地入れ・彩色

糊置き
生地に型紙をあて、防染糊(もちのり)を置きます。
型紙をはずすと型通り、キレイに糊がのっています。糊を置いた青色の部分が染まらない箇所になります。
地入れ
糊置きをした生地に彩色をする前、染料がにじむのを防ぐため大豆の絞り汁と布海苔で作られた溶液を刷毛でのせる作業をします。
彩色
地入れした生地を乾燥させた後、染料を挿していきます。

3.技が光る、いのちが宿る…糊伏せ・地染め

糊で覆います 手早く一気に仕上げます
彩色した部分に地色が移らないよう、再度上から糊で覆います。
その後、全体の地色を刷毛で地染めします。ムラなく染め上がるよう、端から順番に手早く一気に仕上げます。

4.愛情を込めて仕上げる…水元(水洗い)

余分な染料や防染糊を洗い落とす水元
地染めまで終わった生地を定着させた後、水の中で揺り動かしながら余分な染料や防染糊を洗い落とす水元を終え、和染紅型が完成します。
井戸水を使用
水元では、水温が変わらず余計な成分が入っていない井戸水を使用しています。

小紋屋高田勝が今に伝えたい「江戸小紋」

高田啓史さん
三代目
高田啓史さん

おしゃれな小紋がフィーチャーされている京都の小紋屋高田勝さん。
高田社長さんから、日本の歴史や文化とともに伝承される小紋模様について、また染めの手法や伝統と技の江戸小紋模様について教えていただきました。

日本の文様の美しさを"今"に伝える

9月14日に訪れた小紋屋高田勝さんは、江戸時代考案された図柄を今に伝える「江戸小紋」の産地問屋。
「小紋」とは一つのパターンを繰り返した文様のことで、型染め、手描き染め、ロウケツ染めなど様々な手法があるそうです。

小紋屋高田勝さん
小紋雅話

葛飾北斎の残した小紋の図案帳を見立てた北斎模様、戯作者・山東京伝の「小紋雅話」(パロディや駄洒落の柄)を今に伝える模様は高田勝さんならでは、江戸小紋の美しさを実感するものばかりでした。
また最近では高田勝さんの小紋が連ドラの衣装提供でも話題になっています。
次々と紹介されるおしゃれなきものや染名古屋帯にスタッフ一同目がハートになりました。

江戸小紋の柄の付け方
画像を見せていただきながら、江戸小紋の柄の付け方を教えていただきました
伊勢型小紋
遠目で見ると無地、近くで見ると繊細な模様が広がる伊勢型小紋
遊び心あふれる作品
遊び心あふれる作品も

自分たけのお気に入り江戸小紋を使ってコーディネート

小紋模様には、江戸小紋のように遠目に無地に見えるようなものから大柄・飛び柄のようなものまで様々。
きものだけでなく、帯や小物といったアイテムに生かされ、組み合わせにより色々なシーンで楽しめます。
私たちもそれぞれお気に入りのコーディネートにチャレンジしました。

鈴木佐奈恵コーディネート
店長 鈴木 シックモダンな江戸小紋に大人華やかな帯が粋!
池田成美コーディネート
池田
繊細な模様の江戸小紋に
白地の帯で大人コーデ
田中佑真コーディネート
田中
主張しすぎない江戸小紋にモダンな帯が素敵です!
松本文子コーディネート
松本
華やかな帯とシックな小紋、互いに互いを引き立たせています
南条公美コーディネート
南条
シックモダンな江戸小紋に帯が映えます

着物好きのアナタに読んでほしい

きものにまつわる情報が満載! オリジナル情報誌『和み通信』をご希望の方にお届けします !

和み通信 きものを着る知る遊ぶ「わくわく」通信 資料請求フォームはこちら